姫金魚草
三国恋戦記中心、三国志関連二次創作サイト
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10/10新刊 夜の寓話Sample
R18な短編集です
A5/P20/200円
孟徳
・撫でて触ってかわいがって。
・泥濘の昼
文若
・獣の夜(えろしーん追加版)
を収録しています。そんなエロくないですが、それなりにエロいです。
間に合ったよ葵さん!
A5/P20/200円
孟徳
・撫でて触ってかわいがって。
・泥濘の昼
文若
・獣の夜(えろしーん追加版)
を収録しています。そんなエロくないですが、それなりにエロいです。
間に合ったよ葵さん!
<撫でて触ってかわいがって。>
「ほら、……にゃぁって言ってよ」
せめて逃げようと向けた背から抱き締められるような体勢で、孟徳は後ろから花の耳元に唇を寄せた。吹き込まれるように囁かれて、そのまま耳たぶを柔らかく食まれる。器用な手はその合間に着物を割り開くことに成功していて、孟徳の何処かひんやりとした手が直に肌に触れてぞわりとした。
「ね」
唆すような声は甘い。ふにふにと、柔らかな手つきで胸を弄られて、ひぅ、と息と声の合間のような音が漏れた。
「や、……こんなところで、……っ」
外だ。人が訪れることが殆どないほどの奥とは言え、皆無とは言えない場所で、しかも陰とは言え日の明るい中で、やるようなことではない。しかし花が必死で首を振っても、孟徳が意に介する気配はない。
「こんなところまで入り込んでくるなんて、悪い猫だ。お仕置きしないとね?」
ほら、ちゃんと鳴いて――孟徳は猫設定を押し通さずには気がすまないようだ。花の言葉に応える気はさらさらないらしく、硬い指先が刺激に尖った胸の先端をきゅうと摘む。
「……っ!」
「硬くなってる。……悪いだけじゃなく、いやらしい猫なのかな」
花は言葉もなく首を振る。このままではいけないと思うのに、甘い声は巧みな指先は、容易く花の体から抵抗する力と意志を奪い取っていくのだ。
「ね。……鳴いてよ」
囁きながら孟徳の指は、柔らかな腹部を通り過ぎて、下肢へと伸びた。やわやわと太腿の辺りを辿り焦らすように擽る。首筋に唇を押し当てて、くぐもった声で繰り返し。
「鳴いて」
<泥濘の昼>
良い子にしてたかな、と、孟徳は、ぞっとするほどに低く冷たい声音で言った。
扉の閉まる音がして、孟徳が近付いてくる気配がする。けれど花には、それを見て確認することが出来ない。
ぺたり、と、手が花の頬に触れた。擽るように首筋を辿り、手はそのまま胸元へと下りていく。
「……薬がよく効いてる。辛かったかな」
男は楽しげに笑って、つんと布地を押し返す花の胸元の突起を摘んだ。花が唇を噛むのに喉を震わせた男は、そのままやわやわと尖った先を揉みしだく。
「ッ、ひぁ……っ」
「ずっとこんなにしてたんだ? ごめんね、帰りが遅くなって」
「っ、あ」
花は唇を噛み、声を抑えようと足掻いた。けれど主の指先が唇に触れ、無理矢理に口腔を侵してくると、主の身体を傷つけることが出来ない以上、声を抑える手段は失われる。
「っあ、や……やだっ、孟徳さっ……」
「やだ? なにが?」
片手で口を、もう片手で胸を器用に弄くる男の声は、悪戯めいている。
「何がいやなの。……言ってくれないとわからないよ」
「っ……、て、……布、をっ」
「布? ……駄目だよ。解いたら君は逃げるでしょう」
そう。
今、花の手は縛られて、寝台の縁へとくくりつけられていた。それだけではない。――花の視界は黒い布で塞がれ、触れられるまで、男の動きを知ることも出来なかった。
「お仕置きだからね」
* * *
ブログに乗せたら怒られる?(びくびく
「ほら、……にゃぁって言ってよ」
せめて逃げようと向けた背から抱き締められるような体勢で、孟徳は後ろから花の耳元に唇を寄せた。吹き込まれるように囁かれて、そのまま耳たぶを柔らかく食まれる。器用な手はその合間に着物を割り開くことに成功していて、孟徳の何処かひんやりとした手が直に肌に触れてぞわりとした。
「ね」
唆すような声は甘い。ふにふにと、柔らかな手つきで胸を弄られて、ひぅ、と息と声の合間のような音が漏れた。
「や、……こんなところで、……っ」
外だ。人が訪れることが殆どないほどの奥とは言え、皆無とは言えない場所で、しかも陰とは言え日の明るい中で、やるようなことではない。しかし花が必死で首を振っても、孟徳が意に介する気配はない。
「こんなところまで入り込んでくるなんて、悪い猫だ。お仕置きしないとね?」
ほら、ちゃんと鳴いて――孟徳は猫設定を押し通さずには気がすまないようだ。花の言葉に応える気はさらさらないらしく、硬い指先が刺激に尖った胸の先端をきゅうと摘む。
「……っ!」
「硬くなってる。……悪いだけじゃなく、いやらしい猫なのかな」
花は言葉もなく首を振る。このままではいけないと思うのに、甘い声は巧みな指先は、容易く花の体から抵抗する力と意志を奪い取っていくのだ。
「ね。……鳴いてよ」
囁きながら孟徳の指は、柔らかな腹部を通り過ぎて、下肢へと伸びた。やわやわと太腿の辺りを辿り焦らすように擽る。首筋に唇を押し当てて、くぐもった声で繰り返し。
「鳴いて」
<泥濘の昼>
良い子にしてたかな、と、孟徳は、ぞっとするほどに低く冷たい声音で言った。
扉の閉まる音がして、孟徳が近付いてくる気配がする。けれど花には、それを見て確認することが出来ない。
ぺたり、と、手が花の頬に触れた。擽るように首筋を辿り、手はそのまま胸元へと下りていく。
「……薬がよく効いてる。辛かったかな」
男は楽しげに笑って、つんと布地を押し返す花の胸元の突起を摘んだ。花が唇を噛むのに喉を震わせた男は、そのままやわやわと尖った先を揉みしだく。
「ッ、ひぁ……っ」
「ずっとこんなにしてたんだ? ごめんね、帰りが遅くなって」
「っ、あ」
花は唇を噛み、声を抑えようと足掻いた。けれど主の指先が唇に触れ、無理矢理に口腔を侵してくると、主の身体を傷つけることが出来ない以上、声を抑える手段は失われる。
「っあ、や……やだっ、孟徳さっ……」
「やだ? なにが?」
片手で口を、もう片手で胸を器用に弄くる男の声は、悪戯めいている。
「何がいやなの。……言ってくれないとわからないよ」
「っ……、て、……布、をっ」
「布? ……駄目だよ。解いたら君は逃げるでしょう」
そう。
今、花の手は縛られて、寝台の縁へとくくりつけられていた。それだけではない。――花の視界は黒い布で塞がれ、触れられるまで、男の動きを知ることも出来なかった。
「お仕置きだからね」
* * *
ブログに乗せたら怒られる?(びくびく
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